さてさて、今回はイメージが大切な「前置詞」の文法的要素と個々の役割について考察する。
文法的には、【テキスト-01】品詞で示した通り、「前置詞+名詞的要素」の形をとり、修飾語(おまけ)として機能する。「修飾語として機能する」とは、極端な話、無視したとしても残された英文だけで十分に文法としては成り立っているという意味である。
でも、ストーリーに華を添える貴重な役割を果たす「句」を作るのが前置詞。
#01. on
ある物が別の物に「接触している」
#02. in / into
「中にある」→派生して、「ある期間中」を示す場合もある。
#03. at
ある「一点のポイント」を示す。
※ at(点で接地) < on(面で接地) < in (空間内で接地)しているイメージ
#04. from / out of
出発点・起点の明確化。「~から始まって」
#05. to / toward
目的地の明確化(ゴール)。「~の方向に」物事が「進む」。
#06. for
「理由」「期間」を表す。「~に向かって進行中」のニュアンス。
#07. of
「~の中の一部」を表す。
#08. over
「飛び越えて」の意味。
#09. through
「通り抜けて」「貫通して」
#10. below ⇔ above
空間的に「~の下」「~の上」を示し、対照関係にある。
#11. by
「(密着して)側に」「行為者の明示」「差」のイメージ
未「知」の世界
学校で教えてくれない基本的な英文法・語法 「知らないと損をする」…生活の豆知識 読書録 / 備忘録
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